「マッチングアプリも結局は出会い系でしょ?」と思っている人がいる一方、
「マッチングアプリと出会い系は違う!」と頑なに自分が使っているのはあくまでマッチングアプリだ、といういう人もいますよね。
最近では昔からある出会い系サイトでさえ、『マッチングサービス』という機能をつけ出して、あたかもマッチングサイトであるかのように言っているのを目にするようにもなりました。
マッチングアプリと出会い系サイトの違いは何なのでしょうか?
両者の違いについて解説していきたいと思います。
Pairsとワクワクメールを比べてみました
マッチングアプリと出会い系サイトの違いについて、マッチングアプリの代表格『Pairs』と、老舗出会い系サイトの『ワクワクメール』で比較してみます。
登録方法の違いは?
マッチングアプリ・Pairs
基本的にはfacebook認証をして登録します。
最近、電話番号でSMS認証できるようになりましたが、SMS認証で登録した場合、あとからfacebookのアカウントと紐づけることはできないので、facebook認証による登録の利点を得られなくなってしまいます。
出会い系サイト・ワクワクメール
重複登録を防ぐための電話番号認証があります。
登録した電話番号から電話をかけるだけで登録が完了します。
プロフィール設定の違いは?
マッチングアプリ・Pairs
身長・職業・出身地・学歴などはもちろん、すぐ結婚したいか、子どもは欲しいか、家事育児はどうするかなど、結婚観や恋愛観についても細かく設定できます。
入力は任意ですが、設定しておいた方が、価値観の合う異性からのアプローチが期待できます。
自分の容姿に関する質問は身長以外には無く、性格についての選択肢がたくさんあります。
出会い系サイト・ワクワクメール
年齢・住まい・身長・職業などはPairsと一緒ですが、ワクワクメールではルックスに関する質問が多いです。
スリーサイズに始まり、スタイル(スレンダー・ぽっちゃり・グラマーなど)、ルックス(かわいい系・癒し系・きれい系など)。
男性はスリーサイズの設定はありませんが、スタイルとルックスはあります。
次に希望の異性のタイプも設定できます。
お相手検索とは別に、プロフィール欄に好みのタイプを載せておけるので、嫌いなタイプの異性からの接触を避けることができますね。
年齢・年収・車持ちがいいかどうかまで設定できます。もちろん任意です。
機能の違いは?
マッチングアプリPairsと出会い系サイトワクワクメール、定番機能のあるなしや、それぞれの特徴的な機能について見ていきましょう。
マッチング
Pairsのメインと言ってもいい機能がマッチングです。
マッチングして初めて相手とのメッセージのやり取りができるようになるのです。
ワクワクメールにもマッチングという機能はありますが、マッチングしたからといって何かが起こるとか、メッセージのやり取りができるようになるとかはありません。
「お互いが気に入った状態」を認識できる程度です。
いいね
Pairsではお互いに「いいね!」をするとマッチングとなります。
検索一覧からもプロフィールからも「いいね!」を押すことができます。
ワクワクメールでも『いいね!』機能はあります。また、『スマイル』もあるし『タイプ』もあります(笑)
意味は全部「いいね!気に入った!」ということらしいです。
プロフィールや掲示板、アバターなど、いろいろな場面で「いいね!」の意思表示ができるのですが、場所場所でその表現が違うみたいですね。
プロフィール写真からできるのは『タイプ』。
タイプだ!かわいい!と思った相手に『タイプ』を押して、相手もまた『タイプ』を返してくれるとマッチングになります。
他の「いいね!」や「スマイル」を押しあってもマッチングにはなりません。
先述したように、ワクワクメールでマッチングしたからといってなにか特別なことが起こるわけでもありません。
メッセージ
メッセージのやり取りに関しては、Pairsもワクワクメールも身分証による年齢認証が必要になります。
加えて、Pairsはマッチングした相手としかメッセージのやり取りができません。
また男性は有料会員登録が必要です。
一方、ワクワクメールは、マッチングなど関係なしにメッセージを送ることができます。
男性はメッセージ送信のたびにポイントを消費します。
女性も女性とのやり取りの場合はポイントを消費します。
ワクワクメールには珍しい機能で『最後の1通メール』というのがあります。
相手に無視設定された際、1通のみメールを送信することが出来る機能だそうです。
感情的に無視設定されてしまった場合でも謝罪や弁明ができるよ、ということなのでしょうか。
『最後の1通メール』にも返信がない場合は、もうそのお相手にメッセージを送ることはできなくなります。
コミュニティ
コミュニティはPairsにもワクワクメールにもあります。
自分の好きなこと、興味のあることのコミュニティに参加することで、共通の趣味の相手を見つけやすくなります。
mixiのようにコミュニティ内で何か活動をすることはなく、自己紹介の役割を果たしているという部分が大きいと言えます。
Pairsはコミュニティの数が豊富で、自分で作成することもできます。
一方、ワクワクメールは、出会いの目的をコミュニティとして作成したという印象です。
『まずは食事から』『すぐ会いたい』『第二のパートナー』など16個のみ。
掲示板・チャット
掲示板やチャットなどを使って、広くお相手を募集できるのが出会い系サイトの特徴です。
特定の相手と出会い交際に発展させることが目的のマッチングアプリ・Pairsには、掲示板もチャットもありません。
ワクワクメールの掲示板やチャットではアダルトな内容の書き込みもでき、とくに深夜は盛り上がっているようです。
一番の違いはそこにエロがあるかどうか!?
マッチングアプリと出会い系サイトの違いについて見てきました。
どちらも「出会い」を目的にしているとは言え、出会い系サイトにはエロの可能性を含んだプロフィール項目や機能や随所に見られましたね(もちろんノンアダルトの掲示板もあります!)。
マッチングアプリは、不純なエロ目的の出会いの可能性をできる限り排除しようとしているのが伺えます。
マッチングアプリで本命を探しつつ、見つかるまでは適当に出会い系サイトで遊んで…というのが合理的な使い方かも!?