以前の記事で、キャバ嬢がお客さんと関係を持ってしまうシチュエーションについて解説しましたが、どんなに頑張って口説いても落とせないキャバ嬢の方が圧倒的に多いですよね。
「好き好き」って言ってくれるのに、全然落ちてはくれないキャバ嬢。
どうして彼女らはあんなにガードが堅いのでしょうか?
好きか嫌いか、彼氏がいるかどうかなどの一般的な理由以外の、キャバ嬢ならではの簡単にはやれない理由を解説します。
プロ意識の高さから
ホステスなら身体を張ってでも売り上げを作れ!という時代はもう終わりました。
プロ意識の高いホステスほど、いかに枕営業をしないでお客様を楽しませて売り上げを作るかを考えています。
やらない理由①安く見られたくない
誰とでもすぐに寝てしまうキャバ嬢は、安く見られて、安いお客さんしか寄って来なくなります。
売り上げを作るためにした枕営業も、これでは本末転倒。
逆に簡単にはできない女の子の方が、お金持ちのお客さんやきれいに遊ぶお客さんが増えて、「いくらでやらせてくれる?」と考える安易なお客さんは淘汰されていきます。
自分のブランド価値を下げないためにも、簡単には身体は許さないのです。
やらない理由②やったら次はないことを知っている
もし枕営業するなら、単発の大物狙いです。
枕を求めてくる男性は、一回関係を持ってしまったら長くは続かないということをキャバ嬢は知っています。
たまに来店したとしても、そのたびに身体を求められるのは目に見えていますし、金額もどんどん下がっていって、そのうちお店を介さないで会いたいと言い出されるのがオチです。
ずっと通っててくれたのに、だんだん足が遠のいて「もう潮時かな…」と思った時に枕営業する、というケースはあり得ます。
最後に大きく遊んでもらって、次から切れても仕方ない。切れなかったらラッキーくらいの気持ちです。
危機管理のため
自分の身を守るためや、損をしないためにも、売り上げのためだけに複数人のお客さんと関係を持つことを避けます。
やらない理由③評判・噂を気にする
キャバ嬢として人気が出れば出るほど、ネット上で叩かれることが多くなったり、悪い噂が出回ったりしやすくなります。
「○○ちゃんは枕だよ」
なんてネットに書かれようものものなら、お店での評判も落ちますし、同じ繁華街の中での移籍もしづらくなってしまいます。
他のお客さんに「枕って書かれてたけど本当?」など聞かれたり…反論してもしなくても疑われて面倒なことになるのは分かりきっています。
やらない理由④お店からのペナルティ
枕営業を禁止している店では、バレると罰金などのペナルティを科される場合があります。
バレることはまずないし、あくまでも脅しの域を出ないのですが、SNSや他のキャストからのチクりなどが原因で疑われる出すと、お店で働きづらくなってしまいます。
枕営業をする女の子が多いと、身体狙いのお客さんが増えてお店の品位を下げてしまうので、枕営業を禁止するお店もあります(恋愛は個人の自由ですが)。
やらない理由⑤身体や精神を病まないように
身元がよく分からないお客さんとホテルに行って危ない目に会っても、お店は助けてくれないし、個人の責任です。
また、好きでもない男性と関係をもつことで精神を病んでしまう女性も多いです。
そうならないように、自分の身を自分で守るために、枕営業をしないという選択をするのです。
そもそもライバルが多い
枕営業をするタイプのキャバ嬢であっても、あなたがその対象に入っていなかったら関係を持つことは不可能です。
やらない理由⑥金額的ボーダーライン
「枕営業」というからには、売り上げを作ってくれるお客さんを選ぶことになります。
ボーダーは女の子やその時の状態によっても変わるでしょうが、「これだけ使ってくれるだろう」という見込みがないお客さんとはしません。
やらない理由⑦理想が高くなる
常にたくさんの男性に接していると、いろんなタイプの素敵な男性に出会います。
ハイスペックな男性に接する機会も多くなり、理想が高くなるのは当然のことです。
顔や年収などのスペックだけでなく、人として好きかどうかの理想もあがります。
もし切羽詰まっていない状態で、+αのために枕営業する程度なら、売り上げも大事ですが、そこに自分のタイプかどうかという判断基準も乗ってきますね。
この人なら❤と思える相手でないと枕をする気にはならないでしょう。
意外とシビア!キャリアを考えたら枕なんてできない
キャバ嬢が簡単にはやらせてくれない理由を紹介してきました。
枕営業をすることによって今までのキャバ嬢としてのキャリアに傷がついてしまうのは、売れてるキャバ嬢ほどイタいのです。
これからも水商売を長く続けていこう、いつか独立しようと考えているホステスはかなり堅いですよ。
いつ辞めてもいいし、適当にキャバ嬢をやっている子の中になら、一時のお金に目がく眩んで枕してしまう子はいるかもしれませんね。