立食型と着席型の街コン、それぞれのメリット・デメリットは?

街コンや婚活イベントには、立食パーティー形式と着席形式があります。

立食か着席かは、イベントを選ぶ上でたいへん重要なポイントになります。

「出会えるなら立食でも着席でもどっちでもいいんじゃない?」

と考える男性もいるかもしれませんが、立ちか座りかの違いだけで、イベントの内容や参加者にも違いが出てくるのです。

この記事では、立食型イベントと着席型イベントでは何が違ってくるのか、それぞれのメリット・デメリットとともに紹介していきます。

立食パーティーと着席型だとどんな違いがある?

イベント内容

立食か着席かによって、その街コン内で行われるイベントが変わってきます。

立食型

立食型は、最初の乾杯だけ運営者からの合図があって、その後は自由に動き回って気になる人に声をかけていく、というパターンが多いです。

中にはテーブルごとに席移動がある場合もあります。

その場合は、前半はテーブルごとににおしゃべり・連絡先交換、後半で気になった人に自由にアタックというパターンが多いです。

最後に気になった人の番号を投票して、カップル成立の発表をするイベントがあることも。

立食型の方が着席型よりも、イベント内容や進行の仕方に多様性があります。

着席型

着席型はどこの街コンもだいたいイベント内容は同じです。

最初に割り当てられた席に座り、運営者の音頭で乾杯。30分くらいしたら男性が隣のテーブルに移動。

約30分間は自分のテーブルにいる男女4~6人でお話をします。
その間に連絡先交換もできます。

みんな着席しているため、自由に移動したり、気になった人に話しかけに行くことはできません。
同じテーブルにいる間やトイレに立った時、解散前などに隙を見てアタックしましょう。

運営者によっては、途中の連絡先交換はできず、最後の投票でカップル成立した人同士のみ連絡先を知れる、という会もありました。

フードやドリンクの提供

立食型

基本的にテーブルに飲食物は用意されておらず、ビュッフェスタイルです。

参加費に飲食代が含まれている街コンもあれば、キャッシュオン(都度払い)の場合もあります。

女性がバーカウンターでお酒を待っている間などが声を掛けるチャンスですね。

着席型

基本的に居酒屋さんやダイニングが会場となるので、フード〇品・飲み放題付の宴会コースになります。

立食型のようにわざわざフードやドリンクを取りに行かなくてもいいので、その分女性との会話を楽しむことができます。

女性のタイプ・ファッション

シチュエーションによって、女性は選ぶファッションが変わります。

立食か着席かによって、ファッションや印象はどうかわるのでしょうか。

立食型

立食型の街コンはやはり「立食パーティー」という華やかなイメージがあるので、それにふさわしい格好をしようと心掛けます。

自然とワンピースなど清楚系のファッションが多くなりがち。

全身を見られるので、パンツスタイルよりはスカートの女性が多いです。
カジュアルな格好の女性はあまりいません。

また、立食型の街コンはハイステータスな男性との出会いをコンセプトにしているものが多いため、ハイステータス狙いの女性も多いですね。

着席型

居酒屋さんなどで行われる着席型街コンは、カジュアルな出会い方ができるため、ラフな格好で参加する女性も多いです。

きれいめのデニムスタイルで行きたいかも。

男性もスーツの人はほとんどおらず、みなさんカジュアルめのジャケットやTシャツなどです。

立食型と着席型それぞれのメリット・デメリット

立食型と着席型の違いが分かったところで、それぞれにどんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

立食型のメリット

気になった女性にどんどんアタックできる

社交的で物怖じしない男性であれば、気になる女性のところにどんどん行って話しかけることができます。

ただし、他の男性と話しているところに割り込むなどのマナー違反はほどほどに。

女性の性格や立ち位置が分かりやすい

自由度の高い立食パーティーだからこそ、人の性格や、グループで来ているならその子のグループでの立ち位置なども分かりやすいです。

人見知りで受け身なのか、自分からどんどん話しかけに行ける子なのか、特攻部隊なのか仕切り役なのか、率先して料理を取りに行くタイプなのか、いい男がいないからと飲み食いに走るタイプなのか…など。

その場の行動で分かる部分がかなり多いです。

わりと自由に入退場できる

自由に歩き回れる分、遅れて参加しても途中で退席しても目立ちません。

つまらないなと感じたら帰ることもできるし、仲良くなった女性と抜けることも可能でしょう。

立食型のデメリット

人見知りや奥手には不利

自分からガンガン声を掛けることが苦手な人は、立食パーティーは不利かも知れません。

気付いたら自分のテーブルに誰もいない…という事態になることも。

心配なときは、社交的な友達と一緒に参加するのがいいでしょう。

飲食物を取りに行くのが煩わしい

よく飲む人だといちいちドリンクを取りに行くのは面倒くさいですよね。

高級なパーティーなら給仕さんがドリンクを持ってウロウロしてくれているでしょうが、一般的な街コンではそのようなことはほとんどありません。

ドリンクを持って戻ってきたら会話の輪に入りづらくなってた…ということになりかねません。

そんなときは、女性が飲み切るタイミングに合わせて一緒にドリンクを取りにいきましょう!

長時間立っているのが疲れる

単純に、立ったまま2~3時間過ごすのはしんどいです。

立ち飲み屋さんのように立ち飲みに適した高さのテーブルを用意しているわけではないので、時間が長く感じるかもしれません。

着席型のメリット

アットホームな雰囲気

いつもの居酒屋さんで飲むような、アットホームな雰囲気で出会いを楽しむことができます。

着席すると隣の人との距離が立食よりも近くなるので、かしこまった感じになりづらく、自然と打ち解けられるでしょう。

ぼっちになることがない

立食パーティーだと自分から話しかけに行かないと独りぼっちですが、着席型は初めから席が割り当てられているので、独りぼっちになることがありません。

疲れない

長時間立っているのが苦手な人は、着席型がいいですよね♪

着席型のデメリット

苦手な相手でも一定時間一緒に過ごさなければならない

6人テーブルだったとして、女性3人とも全然喋らない人だったら地獄ですよね。

それでも席替えの時間まではそのメンバーで過ごさなくてはなりません。

好きなところにいけない

会場内を見渡して気になる女性がいても、自由にその人のところへ行ってお喋りすることはできません。

席替えでその女性のテーブルに行く時を待つほかありません。
そのテーブルに行けたとしても、隣や対面に座れるかどうかは確実ではありません。

気軽に喫煙所やトイレに立てない

ほとんどの街コン会場は禁煙です。今まで行った街コンで喫煙可なところはありませんでした。

長テーブルの奥の真ん中など、座る場所によっては気軽に出入りできない席もありますよね。
そんなときは、頻繁にトイレや喫煙所に立つのは憚られます。

あなたはどちらの街コンがお好き?

立食にも着席型にもそれでもメリットとデメリットがあることが分かりました。

私は気取った感じやイケイケなノリ(偏見もあります)が苦手なので、断然着席型派。
勝率も着席型の方が私は高いです。

このように向き不向きもあると思うので、両方参加してみて、どちらが居心地がいいか、楽しめるか、勝てるか、体験してみてはいかがでしょうか。